2019 ポケモンワールドチャンピオンシップがいよいよ始まりましたね。
DAY1 が始まる直前に久しぶりに投稿してみます。

最近ポケモンカードでは Note ってのが主流になってきてるんですかね?
Diary Note も利用者あまり多くない感じかもしれませんが、
とりあえずいってみます。

今回は我が地元愛知県からかなりたくさんの方が参加されていて
気分的に大変盛り上がっているタイミングで、
個人的な環境変化やあの人に声かけてもらったりとかいろいろあって、
来期はまじめにポケモンカードと取り組んでみたいと思い、
まずは手始めに今期の世界戦について真面目に考察してみました。

「なんか世界戦始まるらしいけど生放送もあるみたいだし見てみようかなー」
と言う方の参考にでもなれば幸いです(^^)

ポケモンワールドチャンピオンシップについては、公式HP
https://www.pokemon.com/us/play-pokemon/2019/worlds/streaming/
https://www.pokemon-card.com/info/2010/20100809_002006.html
等もご参照ください。

また、この記事に関して内容の不備やご指摘などございましたら
コメント頂ければ幸いです。



◆ 特殊なカードプールについて ◆


販売されているカードは同じなんですが、パックに含まれるカードが
日本と世界ではやや違うことに加えて、
今回の世界戦でのレギュレーションは Sun&Moon の途中までが
レギュ落ちしているというやや特殊な環境になっています。

日本でスタンダードをプレイしている視線からすると、ホント異次元です。

おそよですが、カードプールとしては、ざっくり言うと
日本の SM4+~SM11 って感じなのですが、

使えないカードの中でも特に際立って目立つものとしては

1、ハイパーボール
2、ネストボール
3、グズマ
4、あなぬけ
5、カプ・テテフGX
6、ダブル無色エネルギー
7、フィールドブロア

な、な、なんと、この7つが使えないのです!
これだけでもやってみると分かるのですが、
ほぼほぼ日本のポケモンカードとは違うカードゲームになります(^^;;

その他にも使えないメジャーなカードはたくさんありますが、
ご興味のある方は、ハムさんのまとめられたこちらをご参照ください。

https://note.mu/hamu_pcg/n/n984d7fe2232f

その他には、ブラッディアイのルガルガンGXや
とりひきのゾロアークGXとかは使えないとか、
まんたんのくすりやアセロラも使えないのです。
カウンターキャッチャーとカウンターゲインも無しです。

今大好きで使ってるデッキで挑戦してみたいなー、と思っても
そのままで使えるデッキはほぼ無いと思われますW

あと、手札をトラッシュに送る手段がかなり少ないようです。
使える主な候補としては、ミステリートレジャー、電磁レーダー、
火打石、トキワの森、巨大なカマド、レッドの挑戦といったところでしょうか。

従ってデッキを圧縮するのが大変そうです。
他にデッキ圧縮に使えそうなカードとしては、ダート自転車とハプウくらいです。

またダストオキシンが環境に不在のため、無人発電所の影響を受けないポケモンは
その特性を止められること無く効果を発揮できます。



◆ 序盤のデッキ展開をどうするか ◆


さて上記のような場の展開にとても役に立つボール系2種と
カプ・テテフGXが使えない時点で
デッキの構築が日本のスタンダートと大きく異なってきます。

皆さんならどうしますか?

まずはポケモンを場に並べるために必要な主なサポートとグッズは
だいすきクラブ、ウツギ博士のレクチャー、ポケモン通信
ミステリートレジャー、プレシャスボールなどがありますが、
使うことのできるデッキが限られてしまうものも多いですね。

序盤の展開用のカードは中盤以降に使用せず手札で邪魔になるものも少なくなく、
何よりレギュレーション内で手札を捨てることのできるカードが少ないので、
使う場面を限定するカードが多くなりすぎないようにしたいです。

幸い、ねがいぼしのジラーチは使用可能なので、
ジラーチを採用できるデッキは積極的に採用することが可能です。
ただそのジラーチを呼び込む方法がかなり制限されてしまいます。

HPの低いポケモンを採用するデッキの場合、一番怖いのは
後続ポケモンが出る前に倒されてしまってゲームエンドになるケースです。

そのため、HP低めのポケモンを複数採用するデッキでは
タネポケモンを呼ぶカードを多めに採用する必要が生まれます。

逆にワンパンされにくいポケモンをデッキを採用する場合は、
デッキのスロットの多くを耐久に振ったりすることが可能です。

相手の手札に大きく干渉できるカードは、ジャッジマンとリセットスタンプです。
やぶれかぶれのマーシャドーは使用できません。

ジャッジマンは強いカードですが、自分も事故ると笑えないので、
ジラーチや多数のサポートの採用を考えたり、
バトル場のポケモンが自ら展開できるものを採用するなどしつつ、
無人発電所と併用できれば大変強い構築と言えるのではないでしょうか。

またシロナは手札をシャッフルしてしまいますが、
手札に残して使いたいカードが多めのデッキでは、上から山札を引いていく
カードを多く搭載したいところです。

その場合は干渉されない限り、手札は山のように増えていきます。
相手にそれをされることを考えると、ジャッジマンとリセットスタンプは
合計で2枚以上採用したいところですね。

デッキの攻撃力を上げるカードと、序盤展開用のカードのバランスが
とても大切な環境と言えそうです。


◆ 攻撃について ◆


兎にも角にも、グズマが使えません!
あなぬけもないので、基本、相手のベンチを呼ぶことはかなり困難です。

カウンターキャッチャーも使えないので
唯一、相手ベンチを呼べるカードはカスタムキャッチャーになります。

このカードで相手のベンチを呼ぶためには2枚同時に使用することが
必要になるので、基本的には4枚デッキに搭載することになりますが、

これはデッキの序盤で大変使いにくいカードになるので
デッキに展開用のカードが十分に入ってないと事故の元になりかねません。


後ろを呼べないということは、お互いに基本、正面の相手を倒すことになります。
攻撃するために前に出ると、自分もダメージを食らいます。
なのでダメージを与えて攻撃して後ろに下がるようなポケモンは有利かもしれません。

また相手を一撃で倒せるかどうかも構築に大きく係わってきます。
環境的に回復手段が乏しいことを考えれば、非GXポケモンなどで
2~3回の攻撃に分けて倒しに行くのも大いにありでしょう。
グズマあなぬけが無いので、特殊状態を絡めながら攻撃するのも強そうです。


またベンチが呼ばれにくいということは、ベンチで育てやすいということです。
強力な2進化デッキやサポートポケモンを立てることができれば
有利に攻撃できそうです。

逆に、ベンチが呼ばれないと安心しきっているデッキに対しては
ベンチ攻撃できるポケモンが活躍するでしょう。
例えば展開ポケモンとしてベンチに出てきたデデンネGXを
ベンチのまま一撃で攻撃できたら大変有利であるといえますね。


◆ 守りについて ◆


耐久デッキやハンデスデッキ等には守りの要素が不可欠ですが、
アセロラとまんたんのくすりが無い時点でかなり厳しいと考えられます。

HP回復の手段としては、きずくすり、ふっかつそう、スイレン、ナタネ、
グレートポーション、ミックスハーブになりますが、
ハーブは1枚で使っても特殊状態を回復できるのであなぬけグズマが無い環境では、
逃げるコストの大きいデッキにおいては特に重宝されると思われます。

ただこのカードも、自分の展開に無関係でいつでも消費できるカードでは
無いため、事故防止には注意が必要です。
グレートポーションといれかえは多くのデッキで採用されるのではないでしょうか。

じゃくてんほけんがレギュレーション外のため、弱点を克服する主な手段は
ウィークガードエネルギーになると思われます。

このカードを山札から持ってくることができるカードはかなり限られるため、
環境内で明らかに多く使われるであろうトップメタデッキに弱点を突かれてしまうような
デッキを持ち込むのはリスクが高いと考えられます。

TAGポケモンはHPが高いため、弱点を突かれない限りは
一撃で倒される可能性はそれなりに低めと思われます。
ワザや特性等を合わせて、攻撃しながら回復できるのも強そうですね。

ただ多くのポケモンが150ダメージ前後を与えてくるので、
ほんの少しの回復では2撃を耐えるのは難しいかもしれません。
また一撃で240ダメージ以上を出してくるポケモンが複数いることも事実です。

いっそ、守りのカードは最小限もしくは無しにして、展開用のカード以外は
全て攻撃用のカードに割り当ててしまうのもありかもしれません。


◆ トップメタ予想 ◆


自分のタイプ専用のカードの中に、エネルギー加速やドローカード、
攻撃力アップなどがあるタイプがかなり有利であると思われます。


1、雷デッキ

優秀なポケモンやトレーナーズがとても多くあります。
せんじんのまいでエネルギー加速手段、
ピカチュウゼクロムTAGはフルドライブでエネ加速ができる上に
タッグボルトGXはベンチ攻撃も強力です。

ライチュウアローラライチュウTAGは相手をマヒさせるワザがあり、
GXワザは打点も高いうえにベンチに逃げ帰ることができます。

ゼラオラGXで逃げるコストがゼロになることも大変有利です。
電磁レーダーでデッキ圧縮しながらポケモンも呼び込め、
エレキパワーで打点もアップ。優遇されすぎw

無人発電所対策は必須となりますが、やはり雷は強いですね。
弱点である格闘タイプは、雷に有利が取れても他のタイプに有利が
取りづらく、採用されにくいであろうことも特色です。


2、超デッキ

やはりカラマネロ(サイコリチャージ)が優秀な上、ミステリートレジャーが
使えるため、デッキ圧縮しながら展開できる強みがあります。

アタッカーとしてはギラティナ(やぶれたとびら)は大変優秀である上に、
ウルトラネクロズマ(フォトンゲイザー)は打点天井知らずだし、
ガブリアスギラティナTAGも強力です。

のろいのおふだが搭載できてダメージ調整できることも超ならではですね。
ジラーチが採用しやすいことも、展開の助けとなりえます。

同様にアーゴヨン(チャージアップ)も強力なサポートポケモンで、
超タイプと多色エネルギーを併用できる強みがあります。
ウルトラビーストの恩恵も多く受けることができるのも魅力です。

ミュウツーミュウTAGはハプウやダート自転車を採用しやすい点でも
強力だと思われます。何よりカッコイイ(^^)


3、炎

溶接工、巨大なカマド、ヒートファクトリー、炎の結晶、火打石
とこちらも雷に負けず劣らず強力カードが目白押しです。

特性持ちポケモンを不採用ならブルーの探索も採用できるため、
グッズをいつでも手札にもってこれるのは強いですね。

山札からトレーナーズも持ってこれるため事故防止にもなります。
逆に採用したいカードが多すぎて、60枚に収めるのが大変そうです。


メインポケモンとしてはレシラムリザードンTAGが
すべてのワザにおいてとても優秀です。
その他のポケモンやトレーナーズに何を採用するかが肝になりそうです。


4、フェアリーその他

特殊なポケモンとして、特定のポケモンから攻撃を受けないものが存在しますが、
今回の世界レギュにおいては、フーパとラフレシアが存在しません。

唯一、フェアリータイプのアローラキュウコンがその特性によりGXポケモンから
攻撃を受けません。

これは非GXポケモンが入っていないデッキなら完封する可能性もありますが
何せ打点が低いので取り扱いが難しいです。

でもフェアリータイプにはチャームという特別なカードが用意されているので
使い方によっては大化けするかもしれませんね。

またワザの効果として、同様に特別な防御を可能にするポケモンもいます。
攻撃しながら防御できるのは強いのですが、多くの場合打点が低いので
BO3という対戦の中で使用するには構築と共にプレイングスキルが求められますが
意外なポケモンが勝つのも気持ちが良いです。


     ☆     ☆     ☆


さぁ、どんなデッキが勝ち上がっていくのでしょうか。

みんなでチームジャパンを応援しましょう!





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